こんにちは。和不動産 賃貸管理部の吉野です。先日、同僚の滝澤君が少額短期保険の募集人資格の試験を受けて、無事合格しました!きちんと勉強して知識を身に付けることは、お客様にご説明する為にも必要ですね。(もちろん私もこの資格を取っていますよ。)
今回は「保険」のお話を。
実は最も歴史の古い損害保険は海上保険で、その起源は中世のイタリアで行われていた『冒険貸借』と呼ばれる金銭の貸借契約だそうです。嵐や海賊などの海難事故に遭遇した場合、「荷主と船主で損害を分担し負担する」という習慣、「海上保険」が生まれました。
海上保険だけだった損害保険が、火災による被害まで補償するようになったのは1666年9月のロンドンの大火がきっかけでした。パン屋のかまどから燃え広がったといわれる炎は4日間にわたって燃え続け、ロンドン市内の家屋のおよそ85%が焼失するという世界三大大火(ローマ大火、明暦の大火)と言われるほど大規模なものでした。この事件をきっかけに1681年に世界初の火災保険会社「ファイア・オフィス」がニコラス・バーボンにより創業され、その後、イギリスでは次々と火災保険会社が誕生しました。
この頃、ロンドンの港近くにあるエドワード・ロイドが経営するコーヒーハウス(ロイズ・コーヒー・ハウス)には船主など海上輸送の関係者が立ち寄って情報交換をしていました。そこへ保険引受業者も多くやってきて保険取引もこのコーヒーハウスで頻繁に行われるようになりました。ここで形成されたのが国際的な保険組織「ロイズ」です。
保険の考え方は「相互救済」です。
和不動産では、新たにご契約いただくお客様だけでなく更新を向かえたお客様にも、お部屋の保険に加入して頂いています。お部屋の中にも実はいろんなリスクがあります。それに備えるためにも、わずかな金額で保障できる保険の加入をおススメしています。